もう一つのIT講習

2.コンピュータの得意技       01.09.11

情報にかかわる事でも、コンピュータを使わない方が
良いことは、ざらにあります。

インターネット端末だってI−MODEの方が手軽で良かったり。
年賀状は、手書きのほうが良かったり。
メールより電話のほうが解りやすかったり。

ではコンピュータの得意技って何でしょう。
一般家庭には、コンピュータにしか出来ないことは、あまりありません。
だから差し迫った必然性はあまり感じません。

でも、企業には、コンピュータにしか出来ないことがたくさんあります。
大量で複雑な事を、すばやく、正確に、効率よく、こなす。
大量の情報を、体系付けて記憶する。
これは、他に替わる物がありません。コンピュータだから出来ました。
企業の事務処理には、コンピュータは、欠かせません。

これが、今の代表的な得意技です。

もう一つは、双方向の情報流通の手段としての役割です。
出入り口は別として、その中核は、コンピュータ以外には出来ません。
インターネットは、コンピュータのくもの巣状の繋がりです。

こちらの方は、家庭でもつかえそうです。
情報端末を使えば、企業のコンピュータの情報や機能を
自宅で使う事が出来るからです。
ネットバンキングや、予約、情報サービスなど
企業や、行政により与えられた機能やサービスを使用することが
できます。これは、誰かのコンピュータの得意技を享受することです。

また、個人が広く情報発信を行うことも可能になってきました。
情報端末が使えれば、便利なことは間違いないと思います。
まだ今は、コンピュータを使った端末のほうが良いことが、多そうです。

でもそのうち、テレビや、携帯情報端末が、
コンピュータの機能を持つでしょう。
同時に、パソコンが家電の機能を持ち、
家電や、電話が、コンピュータの機能を持つようになってくると、
どこまでが、なんだかわからない様なかたちで、
ネットワークでつながって家庭に浸透してきます。
本当に使いこなせるのでしょうか。

本来のITは、技術やコンピュータを意識せずに簡単に、誰でも、
いろいろなサービスや、機能を実現できる様にしていく技術です。
知らず知らずの内にコンピュータや、ITを使っていることになります。

電子レンジもボタン1つで、ただのチーンがいいように、
シンプル機能が一番です。難しい事は考えたくない。
情報端末も、もっと簡単なシンプルな物になると思います。

となると、パソコンの行く末は??
自分流に何かをしたい人だけが、使う様になっていく?
自分流の目的で、複雑なことをやらせたい。
みんながやらないことを自分でやりたい。
こんな目的がパソコンの得意技になりそうです。

一般的な目的であれば、パソコンでなくてもよいのです
個人の個性的な目的に対応できる物。これがパソコンです。


まとめると、得意技は以下の4つ
 ・大量、複雑、反復、処理を正確に速く、企業の業務を担う
 ・ネットワークの中核として情報流通を担い。企業や個人を結びつける
 ・高度な機能を、誰もが簡単に利用出来るようにする。
 ・個人の個性的な目的に柔軟に対応し、新しい価値観を創造する。

このような得意技をうまく利用していければ、と思います。

家庭で使う側からすると、
 ・ネットを通して、便利な機能や情報、仕組みを利用、共用する。
 ・個人の個性や価値観を創造する。
 ・個人が広く情報の、発信をし、価値観を連鎖する。

という感じです。


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